LAYER 1 — 1995〜1999
黎明期
電話回線でつなぎ、つないでいる間ずっと課金される時代。ページは軽さを最優先に作られ、 情報を探す手段は人の手で分類されたディレクトリだった。個人が自分のページを持つことが、 そのまま「インターネットをする」ことだった層。
ダイヤルアップテレホーダイ個人ホームページディレクトリ検索掲示板テキストサイト
この層で何が変わったか
この層を決定づけたのは、通信が「従量制」だったことである。電話回線を使い、つないでいる時間だけ 料金が発生するため、ページは軽くなければならず、閲覧者は目的のページへ最短で辿り着く必要があった。 画像を減らし、テキストを詰め、リンクを整理するという当時の作法は、美意識ではなく通信料金の帰結だった。 情報の探し方も同じ制約の下にある。全文検索の精度がまだ低く、無駄な回遊が直接コストになる環境では、 人の手で分類されたディレクトリのほうが合理的だった。そして、企業がまだWebを本格的に使っていない 時期だったため、コンテンツの多くは個人が無料スペースに置いたページで占められていた。 「ホームページを持つ」ことがインターネットを使うこととほぼ同義だった、最初で最後の層である。
この層のデザイン言語
テーブルレイアウトフレーム背景タイル画像アニメーションGIF青いリンクアクセスカウンタ