消えたインターネット
サービスが終わるとき、消えるのはサーバの上のデータだけではありません。 そこにあった使い方、習慣、人の集まり方も一緒に消えます。 ここでは終了日を記録するのではなく、なぜ消えたのかを残します。
20年以上続いた
終了時期が確認できていないもの
段階的に機能が畳まれた、あるいは別サービスへ統合されたため、 「この日に終わった」と言える記録が見つかっていないものです。 断定せずにここへ置いています。ご存じの方は情報提供をお願いします。
消えた習慣
サービスだけでなく、当時あたりまえだった振る舞いも消えています。
キリ番アクセスカウンタが10000などのきりのいい数字になったとき、その訪問者が申告して 記念のイラストや文章をもらう習慣。個人サイトの訪問者数が「数えられる規模」だった時代に、 数字そのものをイベントに変えた文化。工事中ページ中身がまだ無いページに「工事中」と書いて公開しておく習慣。作業員やバリケードの アニメーションGIFが添えられることが多かった。未完成であることを隠さず、 むしろ表示していたという点に、当時のサイトの位置づけが表れている。相互リンク個人サイト同士が互いにリンクを張り合う習慣。掲示板やメールで申請し、 了承を得てから張るという手続きを伴うことが多かった。検索エンジンが弱かった時代に、 サイトを見つける主要な経路そのものだった。テレホタイムNTTのテレホーダイが適用される23時から翌朝8時までの時間帯。この9時間だけ通信料が定額になるため、 日本中のネット利用者が同じ時刻に一斉に接続した。掲示板もチャットも23時に人が現れるという、 料金制度が文化を作った例。