エキサイト

現存検索ポータルツールニュース1997現在(29年)

1997年12月に日本語版の検索サービスを始めたポータル。検索では上位に食い込めなかったが、 2000年に始めた「エキサイト翻訳」が独自の入口になり、 検索エンジンとしてではなく道具として生き残った例。

基本情報

サービス名
エキサイトExcite、エキサイト翻訳、excite.co.jp
開始
199712月
会社の設立は1997年8月、同年12月に情報検索サービスとインターネット広告の販売を開始した
終了
継続中
運営
エキサイト株式会社(米Excite Inc. の100%子会社として設立)(1997〜2002) → エキサイト株式会社(伊藤忠商事が約90%を保有)(2002〜2018) → エキサイトホールディングス傘下(2018〜)
当時のURL
http://www.excite.co.jp/
現在
https://www.excite.co.jp/

その時代の立ち位置

誰が使っていたか
検索の入口としては Yahoo! JAPAN と goo に押されていたため、 利用者の多くは特定の機能を目当てに来ていた。とりわけ2000年以降は **翻訳を使いに来る人**が実質的な主要利用者層だった
何のために
当初は検索と広告。2000年9月に始めた翻訳サービス以降は、 英語のページや文章を日本語にする道具として使われた。 ブログ、ニュース、占い、格安SIMと、扱う領域を広げ続けている
何が新しかったか
検索の順位争いから降りて、**単機能の道具で入口を作った**こと。 ポータルが総合力を競っていた時期に、翻訳という具体的な用事で人を集める形に寄せた。 検索エンジンを持つ会社の多くが姿を消すなか、この転換が生き残りにつながっている
今でいう何か
翻訳サービスと、雑多な生活系サービスを抱えたメディア企業。検索エンジンとしての姿はほぼ残っていない
当時の競合
gooインフォシークYahoo! JAPAN

エキサイトを時間旅行する

デザインの変化を並べるだけではなく、なぜそう変わったのかを書いています。

  1. 1999検索窓を持つ、もうひとつのポータル1999年のネットへ →

    画面の構成は同時期の検索ポータルとほぼ同じで、検索窓とカテゴリ、 その周辺にニュースやコンテンツの導線が並ぶ。 当時は Yahoo! JAPAN・goo・インフォシーク・エキサイトが横並びで 「どれを使うか」が人によって分かれていた時期だが、 利用者から見た違いは検索精度よりも画面の慣れの問題に近かった。 各社が同じ形に収束していったこと自体が、 **ポータルという形式が答えとして正解だと信じられていた**ことを示している。

    検索窓中心カテゴリ一覧テーブルレイアウト
    www.goo.ne.jp800px
    使い方の説明
    関連サービス
    1997年の画面構造カテゴリを敷き詰めたポータルとは対照的に、検索窓だけが中央にある画面。 「探すものが決まっている人が来る場所」という位置づけがそのまま構成に出ている。 ディレクトリ型が数万サイト単位で人手で分類していたのに対し、 ロボット型はページ単位で機械収集するため、扱う対象の桁がそもそも違っていた。※ 実際の画面の複製ではなく、当時の構成を説明するために作成した模式図です。
  2. 2003翻訳が入口になる

    2000年9月に始めた翻訳サービスが、検索よりも強い入口になった。 英語のページを読みたい、英文メールを書きたいという具体的な用事があり、 当時それを無料でできる手段が限られていたためである。 検索の順位争いでは Google の精度が広く知られるようになり、 国内のポータルは総合力では差を付けられなくなっていた。 この時期に「何でもある入口」から「これのために来る場所」へ性格が移ったことが、 同時期の他の検索エンジンとの分かれ目になった。

    単機能への導線入力欄が主役サービスの多角化

系譜

同じ時代にあったもの

覚えていますか?

エキサイトを使っていましたか?

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当時のページを見る

実際に保存された過去のページは外部のWebアーカイブにあります。保存されていることを保証するものではありません。

保存状況: 多数保存 1997年から継続的に採取されている

この時代のインターネットへ

エキサイトだけを見ても、当時の空気は分かりません。同じころ何が存在していたかを見てください。

出典

  1. 一次資料沿革 ── エキサイト株式会社エキサイト株式会社
    1997年8月に米Excite Inc.の100%子会社として創立、同年12月に情報検索サービスと インターネット広告の販売を開始。2000年9月に翻訳サービス開始。 2002年2月に伊藤忠商事が約90%を保有する筆頭株主となり独立。2018年10月にXTech傘下へ
    確認日: 2026-08-16
  2. 報道3月27日:本格的な日本語検索エンジン「goo」サービス開始ITmedia PC USER 2016-03-27
    同時期に横並びだった日本語検索エンジンの状況
    確認日: 2026-08-16
  3. 公的資料平成13年版 情報通信白書 「1 インターネットの急速な普及」総務省
    ポータルが横並びで競っていた時期の利用者規模
    確認日: 2026-08-16

このページの記載は 2026-08-16 時点の調査に基づきます。誤りのご指摘・情報提供