goo

現存検索ポータル1997 — 現在(29年)

1997年3月27日にNTTグループが開設した、日本語に本格対応したロボット型検索エンジン。 人が手で分類するディレクトリが主流だった時代に、機械がページを収集して全文を検索するという 現在の検索の形を、日本語環境で初期から実用にしたサービス。

基本情報

サービス名
goo(グー)
開始
1997年3月27日
NTTグループのインターネットガイド内のサービスとして開設された
終了
継続中
運営
エヌ・ティ・ティ・アド(開設時)(1997〜2000) → NTTレゾナント株式会社(2000〜2023) → NTTドコモ(2023〜)
当時のURL
http://www.goo.ne.jp/
現在
https://www.goo.ne.jp/

その時代の立ち位置

誰が使っていたか
調べ物の目的がはっきりしている人。ディレクトリの分類に載っていない、 細かい語や固有名詞を探すときに使われた。研究者や技術者から広がった経緯がある
何のために
キーワードでページの中身を直接探すこと。「どのカテゴリに分類されるか分からないもの」を 見つけるための手段として、ディレクトリ型検索と併用された
何が新しかったか
日本語の全文検索を実用水準で提供したこと。米Inktomiの検索エンジンとNTT研究所の 日本語解析技術を組み合わせており、単語の区切りが曖昧な日本語で機械検索を成立させた点が新しかった
今でいう何か
現在の検索エンジンそのもの。当時は「ディレクトリの補助」だった全文検索が、後に主役になった
当時の競合
Yahoo! JAPAN、インフォシーク、エキサイト

gooを時間旅行する

デザインの変化を並べるだけではなく、なぜそう変わったのかを書いています。

  1. 1997検索窓だけの画面1997年のネットへ →

    開設当初の画面は、ロゴと検索窓、そしてわずかな説明という構成だった。 カテゴリを大量に並べたポータルとは対照的で、「探すものが決まっている人が来る場所」 という位置づけがそのまま画面に出ている。 当時のディレクトリ型検索が数万サイト単位だったのに対し、 ロボット型はページ単位で収集するため、扱う対象の桁が違っていた。

    検索窓中心情報量の少ないトップ白背景
    www.goo.ne.jp800px
    使い方の説明
    関連サービス
    1997年の画面構造カテゴリを敷き詰めたポータルとは対照的に、検索窓だけが中央にある画面。 「探すものが決まっている人が来る場所」という位置づけがそのまま構成に出ている。 ディレクトリ型が数万サイト単位で人手で分類していたのに対し、 ロボット型はページ単位で機械収集するため、扱う対象の桁がそもそも違っていた。※ 実際の画面の複製ではなく、当時の構成を説明するために作成した模式図です。
  2. 2003ポータルへ広がる2003年のネットへ →

    検索単体では収益化が難しく、ニュース・辞書・地図・Q&Aといった機能を束ねる ポータルへ性格を広げていった。「教えて!goo」に代表される、 検索では答えが出ない質問を人に聞く場を持ったのがこの時期の特徴である。 検索エンジンとしてはGoogleの精度が広く知られるようになり、 国内の検索エンジンは検索そのもの以外の価値で差をつける方向へ動いた。

    ポータル化サービスの束ね3カラム

系譜

関わりの深い文化と用語

覚えていますか?

gooを使っていましたか?

回答は匿名で記録されます。個人を特定する情報は保存しません。

当時のページを見る

実際に保存された過去のページは外部のWebアーカイブにあります。保存されていることを保証するものではありません。

保存状況: 多数保存 1997年から継続して採取されている

この時代のインターネットへ

gooだけを見ても、当時の空気は分かりません。同じころ何が存在していたかを見てください。

出典

  1. 報道3月27日:本格的な日本語検索エンジン「goo」サービス開始(ITmedia PC USER) 2016-03-27
    開設日1997年3月27日、開設主体エヌ・ティ・ティ・アド、Inktomiの検索エンジンと日本語解析技術の組合せ
    確認日: 2026-08-15
  2. 公的資料平成13年版 情報通信白書 「1 インターネットの急速な普及」(総務省)
    平成12年末のインターネット利用者数4,708万人。検索需要が急拡大した時期の母数
    確認日: 2026-08-15

このページの記載は 2026-08-15 時点の調査に基づきます。誤りのご指摘・情報提供