LAYER 220002004

ブロードバンド化

ADSLが普及し、接続が「つなぐもの」から「つながっているもの」へ変わった層。 常時接続と定額制によってページの重さの制約が緩み、Flash・動画・大きな画像が現実的になった。 同時に、書き込みのコストが下がったことで掲示板とブログが爆発的に広がった。

ADSL常時接続Flash巨大掲示板ブログネット通販ネットオークション

この層で何が変わったか

この層の構造変化はひとつに集約できる。接続が従量制から定額・常時接続へ移ったことである。 つないでいる時間を気にしなくてよくなった瞬間、ユーザーの行動が変わった。目的を決めてから つなぐのではなく、つながったまま何となく見る、という使い方が可能になった。 この変化は三つの帰結を生んだ。第一に、ページの重さの制約が緩み、Flashによる演出や大きな画像が 実用になった。第二に、書き込みの心理的コストが下がり、掲示板の書き込み量が跳ね上がった。 第三に、更新を前提にした個人発信の形式としてブログが定着した。工事中ページや不定期更新が 当たり前だった個人サイトの世界に、日付順に積み上がるという規律が入ってきたのがこの層である。

この層のデザイン言語

ポータル型の高密度レイアウトグラデーション小型バナーFlashイントロ3カラム

この層の年

この層の主役

この層の画面

実際の画面の複製ではなく、当時の構成を説明するために作成した模式図です。

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フッタリンク
2003年の画面構造常時接続の普及で1ページに載せられる情報量の上限が上がり、3カラムが完成した時期。 左にカテゴリ、中央にニュースと検索、右にオークションと広告という配置は、 以後10年近く日本のポータルの標準になる。現在の目には過密に見えるが、 横に広く縦に短い画面で、マウスで細かいリンクを正確に押せることが前提だった。1024×768 が標準になり、横幅の使い方が一気に変わった※ 実際の画面の複製ではなく、当時の構成を説明するために作成した模式図です。
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1999年の画面構造商品を横断して比較するのではなく、ジャンル → 店 → 商品という順路が優先されている。 「知らない相手から買って大丈夫か」という当時の警戒に対して、 店を選ばせるという設計で答えていた。フッタ近くに出店案内があるのは、 買う人と同じくらい売る人を集める必要があったからである。※ 実際の画面の複製ではなく、当時の構成を説明するために作成した模式図です。
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出品者の評価を見る
2001年の画面構造最も目立つ位置にあるのは写真でも説明でもなく、現在価格と残り時間である。 通販のページが「買うかどうか」を判断させる構成なのに対し、 ここは「今いくらで、あと何分か」を伝える構成になっている。 出品者の評価へのリンクが商品説明と同じ重みで置かれているのは、 相手が事業者ではなく見ず知らずの個人だったため。※ 実際の画面の複製ではなく、当時の構成を説明するために作成した模式図です。

この層で始まったサービス

この層のネット文化

出典

  1. 公的資料平成14年版 情報通信白書 「1 我が国におけるインターネットの着実な普及」総務省
    平成13年末のインターネット利用者数5,593万人、人口普及率44.0%
    確認日: 2026-08-15