INTERNET ARCHAEOLOGY

いつのインターネットへ行きますか?

検索するのではなく、その時代の中へ入る。年を選ぶと、当時存在していたサービス・文化・ 回線・画面が、ひとつのインターネット空間として立ち上がります。

2004発信の場所が、サイトからアカウントへ動き始めた年
20002005
どこかのインターネットへ飛ぶあなたが生まれた日のインターネットインターネット地層を見る

インターネット地層

インターネットの変化は、出来事の連なりというより環境の構造変化として起きてきました。 回線が変わり、端末が変わり、その結果として文化が変わる。6つの層で捉えます。

19951999第1層 黎明期電話回線でつなぎ、つないでいる間ずっと課金される時代。ページは軽さを最優先に作られ、 情報を探す手段は人の手で分類されたディレクトリだった。個人が自分のページを持つことが、 そのまま「インターネットをする」ことだった層。ダイヤルアップテレホーダイ個人ホームページディレクトリ検索20002004第2層 ブロードバンド化ADSLが普及し、接続が「つなぐもの」から「つながっているもの」へ変わった層。 常時接続と定額制によってページの重さの制約が緩み、Flash・動画・大きな画像が現実的になった。 同時に、書き込みのコストが下がったことで掲示板とブログが爆発的に広がった。ADSL常時接続Flash巨大掲示板20052009第3層 SNS化発信の単位が「サイト」から「アカウント」へ移った層。自分でページを作らなくても 書き込める場所が用意され、誰が書いたかが実名やプロフィールに紐づくようになった。 個人ホームページ文化が縮小し、代わりに人間関係そのものがコンテンツになった。mixiYouTubeニコニコ動画ブログブーム20102014第4層 スマートフォン化インターネットに触れる時間の主戦場が、机の前からポケットの中へ移った層。 画面が縦長になり、指で操作するようになったことで、情報密度の高いポータル型レイアウトが 成立しなくなった。日本では、ガラケー向けWebという独自の生態系が急速に消えた層でもある。スマートフォンアプリLINEInstagram20152019第5層 アルゴリズム化何を見るかを、自分で選ぶのではなく推薦される側に回った層。 時系列で並んでいたフィードが推薦順に置き換わり、「探す」より「流れてくる」が インターネットの標準的な体験になった。おすすめフィード動画の短尺化インフルエンサーSNS検索2020現在第6層 生成AI時代検索結果のリンクを開く前に、答えが返ってくるようになった層。 Webページを「読みに行く」という前提そのものが揺らいでいる、現在進行形の地層。 ここで起きていることは、数年後にはこのサイトの展示対象になる。AI検索生成コンテンツAIアシスタントゼロクリック検索

このサイトがやっていること

過去ページは保存しません

実際に保存された過去のページは、Webアーカイブという「収蔵庫」の役割です。 このサイトは展示・解説・索引という「博物館」を担当します。

当時の画面は自作の模式図で

スクリーンショットを転載せず、レイアウト構造だけをHTMLとCSSで再現しています。 何がどこに置かれていたか、当時の制約から説明できるようにするためです。

個人を掘り返しません

扱うのはネット文化とサービスの歴史です。個人サイトの管理人やハンドルネームを 特定・掲載することはしません。

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