ブログ

2002年ごろ登場流行期 2004〜2007意味が変わって残っているweblogウェブログブログる

weblog(webをlogする)が略された語。日本では2002年ごろから広まった。 「更新が日付順に並ぶ」という一点で個人サイトの作法を置き換え、 その後は個人の日記から企業の広報媒体へと指す対象が移っていった。

意味の変化

言葉は、意味が変わったことのほうが面白いことがあります。 この語がどう使われてきたかを時期ごとに並べています。

  1. 2002年ごろ(日本での普及初期)日付順に自動で並ぶ形式の個人サイト。当時これが新しかったのは中身ではなく形式である。 それまでの個人サイトは、更新するたびにHTMLを書き、目次を直し、FTPで上げる必要があった。 ブログツールはこの手順を丸ごと消し、書けば勝手に並ぶ状態を作った。 Movable Type の日本語ランゲージパックが2002年10月に用意されたことが、 日本での広まりの起点のひとつになっている
  2. 2004〜2007年個人が書く日記そのもの。無料のブログサービスが出そろい、 「ホームページを作る」の代わりに「ブログを始める」が標準的な言い方になった。 コメント欄とトラックバックが標準で付いていたため、 批判が本人のところへ直接届くという状態がここではじめて生まれ、 「炎上」という語が要るようになった
  3. 2008年以降短い投稿がSNSへ移った結果、残ったのは長く書くための場所になった。 同時に企業が広報媒体として使いはじめ、 「オフィシャルブログ」「企業ブログ」のように、個人のものとは限らなくなる
  4. 2010年代後半以降検索からの流入で収益を得るための記事媒体、という意味合いが強くなった。 「ブログを書く」が趣味ではなく事業を指す場面が増え、 当初の「個人が日付順に書き溜める場所」という像からはかなり離れている

この言葉が生まれた画面

実際の画面の複製ではなく、当時の構成を説明するために作成した模式図です。

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2005年の画面構造記事より下のほうが縦に長い、という構成がこの時期のブログの特徴だった。 下半分は他人が書き足す領域である。 コメントは読者が直接書き込み、トラックバックは別のブログが機械的に登録していく。 隅に置かれた「この記事へのトラックバックURL」は、 他のサイトから通知を送るための宛先で、 記事ごとに接続用の住所が公開されていたことを示している。 個人ホームページが玄関からしか入れなかったのに対し、 ブログは記事1本ごとに出入口を持っていた。 これは実際の画面の複製ではなく、構成を説明するための模式図である。本文より下に、反応と接続のための区画が積み上がっていた時期の構成※ 実際の画面の複製ではなく、当時の構成を説明するために作成した模式図です。

関わりの深い項目

この言葉が使われていた時代へ

出典

  1. 一次資料Movable Typeは11周年を迎えました(シックス・アパート株式会社) 2012-10-08
    Movable Type 1.0 のリリースは2001年10月8日。2002年10月に日本語ランゲージパックが作成され、 日本での普及が始まった。Movable Type 3 のころには「ブログ」という語の認知度が上がっていた
    確認日: 2026-08-16
  2. 報道ホームページ作成の「ジオシティーズ」が'19年3月末終了。21年の歴史に幕(Impress Watch) 2018-10-01
    ブログに置き換えられていった側である、個人ホームページサービスの経緯
    確認日: 2026-08-16
  3. 公的資料平成17年版 情報通信白書 第1章第2節の要旨(総務省)
    ブログが普及した時期の利用者規模(平成16年末 7,948万人・人口普及率62.3%)
    確認日: 2026-08-16

このページの記載は 2026-08-16 時点の調査に基づきます。誤りのご指摘・情報提供