ググる
2000年ごろ登場流行期 2005〜2008意味が変わって残っているググれggrksググれカス
「グーグルで検索する」という意味の俗語。サービス名に日本語の動詞化接尾辞「〜る」を付けた造語で、 掲示板で初心者に「ググれ」と返す用法から広まった。やがて社名の意味が薄れて「検索する」全般を指すようになり、 2020年代には検索そのものが唯一の手段ではなくなっている。
意味の変化
言葉は、意味が変わったことのほうが面白いことがあります。 この語がどう使われてきたかを時期ごとに並べています。
- 2000年代前半文字どおり「Googleで検索する」。この時期にGoogleがWeb検索の事実上の標準として定着し、 検索という行為そのものをサービス名で呼ぶようになった。 英語圏でも同じ現象が起き、2006年にはオックスフォード英語辞典に動詞 google が収録されている
- 2000年代後半の掲示板命令形で使われる語になった。初心者が基本的なことを質問すると、 上級者が「そんなものは検索すればすぐ分かるのだからいちいち聞くな」という含みで「ググれ」と返す。 「ggrks(ググれカス)」という略記まで生まれており、 この時期の語感は検索の便利さではなく、質問する前の作法を指していた
- 2010年代「Googleで」という意味合いが薄れ、単に「検索する」の意味で使われるようになった。 本来は誤用だが「ヤフーでググる」「Bingでググる」といった言い方も見られる。 固有名詞が普通名詞に溶けていく過程が、10年ほどで起きた
- 2020年代調べ物が検索エンジン一辺倒ではなくなった。動画はYouTube、 評判や最新の話題はSNSで探す行動が一般化し、AIチャットボットに質問する手段も台頭している。 「ググる」という語だけが残り、指している動作のほうが分岐していった