アスキーアート

2000年ごろ登場流行期 2001〜2004ほとんど使われないAAShift_JIS artSJIS art

文字を縦横に並べて絵に見立てたもの。日本では2000年代前半に匿名掲示板を中心に広まり、 全角の記号・罫線・ギリシャ文字・キリル文字まで動員した独自の系統が育った。 英語圏では ASCII art とは別物とみなされ、Shift_JIS art と呼ばれる。

意味の変化

言葉は、意味が変わったことのほうが面白いことがあります。 この語がどう使われてきたかを時期ごとに並べています。

  1. 欧米での原義ASCIIの範囲、つまり半角の英数字と記号だけを並べて絵のように見せたもの。 環境やフォントに依らず同じに見えるよう、等幅フォントを前提に作られる。 絵画や写真、ロゴに似せた比較的大判の作品が一般的だった
  2. 2000年代前半の日本匿名掲示板を中心に、日本語フォントの全角文字(記号・罫線・ギリシャ文字・キリル文字)と アスキー文字を組み合わせた系統が生まれた。 特徴的なのは表示環境まで含めて作品だったことで、 Windows の Internet Explorer で掲示板を表示したときに正しく見えるよう、 MS Pゴシックの12ポイント(16ピクセル)・行間2ピクセルを前提に構成されている。 別の環境で開くと、そもそも絵に見えない
  3. 現在使用する文字がASCIIの範囲を外れているため、英語圏では ASCII art の一部とみなされず、 文字コードの名前を取って Shift_JIS art(SJIS art)と呼ばれる。 国境ではなく文字コードで区切られた表現という、ほかにあまり例のない位置に落ち着いた

関わりの深い項目

この言葉が使われていた時代へ

出典

  1. 書籍・後年の記事アスキーアートとは ── IT用語辞典 e-Wordse-Words
    狭義には日本で2000年代前半に電子掲示板で流行したものを指すこと、 環境やフォントに依らず表示できるよう等幅フォントを前提に作られること、 日本では全角の記号文字・罫線・ギリシャ文字・キリル文字とアスキー文字を組み合わせること、 MS Pゴシックの12ポイント(16ピクセル)・行間2ピクセルの設定でないと表示が崩れること、 英語圏では ASCII art の一部とみなされず Shift_JIS art(SJIS art)と呼ばれること
    確認日: 2026-08-16
  2. 公的資料平成14年版 情報通信白書 「1 我が国におけるインターネットの着実な普及」総務省
    この表現が流行した時期の利用者規模(平成13年末 5,593万人・人口普及率44.0%)
    確認日: 2026-08-16

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